
― Deng Onを作ろうと思ったきっかけ、理由はなんですか?
社内で伝言が上手く伝わらない経験がありました。デスクにメモを置いても書類に埋もれたり、モニターに付箋を貼ってもいつの間にか剥がれていたり。そこで「発見」したのがパソコンのキーボードの上です。ここにメモを立てておけば確実に、席に戻ってきた人の目に留まります。仕事を再開するにはメモを見ざるを得ない状況を作れるのです。そうして考案したのが「キーボードのすき間に挟んで立てかけるメモ」です。
― Deng Onで一番こだわっているところはなんでしょうか?
キーボードの上を動物園のように楽しく演出したかったので、動物たちのシルエットにこだわりました。キーボードの上にちょこんと「On」している素朴さ、メッセージを預かって主人の帰りを待つ従順さを醸し出そうと、力を入れました。
― Deng Onを商品化する際に一番苦労したところはなんでしょうか?
シカの角やワニの歯など、細かいデザインを表現することです。通常の抜き型では難しいため、技術のある職人さんにレーザーカットをお願いしました。レーザーなのでふちに焦げ目が付くのですが、アースカラーの紙を使用することで、かえって独特の風合いを出せたかと思います。
写真:ディテールにこだわって表現された、それぞれのシルエット。

size:
Ssize W50×H120mm / Lsize W80×H120mm
weight:
-
material:
紙
notes:
入り数:20Sheets

― 好きなイロ
黄色
― 好きなカタチ
星形
― 座右の銘
実るほど、頭を垂れる稲穂かな
― 休日の過ごし方は?
掘り出し物&古着探し
― 趣味・特技
紙で遊ぶこと
― 尊敬する人
ティム・バートン
― デザインを始めたきっかけやエピソードなど
単純に好きな事を仕事にしました。
― デザインするときに一番気をつけている点
ただ、きれいとかかっこいいとかじゃなくて、
「クスリ」とできるおもしろさを盛り込みたい。
― 今後の活動予定や、将来的にどのようなことに取り組みたいと思っていますか?
「クスリ」とできるデザインをもっと作ること。
色々なデザイナーの方とコラボして、
新しい「クスリ」の発見を重ねていきたい。


Kneepon from Nippon !
思わず膝をポンと打つ
ニーポンなプロダクトを
ここ日本から。
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